清水エスパルスが世界一クラブになるまで続ける観戦記

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【試合レポート】 第6節 清水 1-2 FC東京 2019.4.6

まだ一勝もできていない清水。好調のFC東京。気づけば5節終了時点で17位。下には仙台のみとなっていました。開幕からまだ5試合とはいえ、悠長なことを言っていられないのは2015年を経験した清水ならわかるはずです。スタメンの入れ替えがありました。中盤の底は1開幕以降竹内・河井の固定メンバーでしたが、今回初めてヘナトが入りました。ルヴァンでよい動きを見せていたので、守備の安定を図る意味で期待していました。

試合が始まってみると予想以上に清水ペースでした。そして、想像以上に中盤のヘナトがきいていました。前半はむしろ清水が押し込む場面が多く、FC東京は後手後手にまわる時間帯が多かったと思います。前半はエウシーニョのスルーパスから鄭大世のシュートがポストをたたくなど、決定機もあったが決めきれず。しかし前半の出来は良く、今までで一番ボールをよく回せていた印象です。

0-0で迎えた後半2分、金子が右サイドを深くえぐったところでヘナトにパス、ヘナトはワンタッチでクロスを入れると、頭ですらしたのは北川。開幕以来のゴールで、清水が先制しました。その後は両チームともにチャンスを作るも得点には至らずという展開だったのですが、それが一変したのはFC東京長谷川監督が前線の選手を2枚替えをした直後でした。ポジションが流動的になり、DF陣は相当慌てたように思います。札幌戦を思い出すかのように東京に押し込まれまくり、防戦一方となりました。ラスト15分で2失点を喫し、逆転負け。悔しい敗戦となりました。

 

あとは特筆すべき点を挙げていきます。

〇ヘナトが想像以上にきいていた

上で少し書きましたが、ヘナトの働きは素晴らしかったです。竹内とのコンビでしたが、安定して相手のコースをつぶし、インターセプトも何回か見られました。竹内・河井のコンビでバイタルにボールを入れられまくる、みたいなことがありましたが、ヘナトはディフェンシブなプレイヤーで、ボール奪取能力と判断の早さは非常に優秀だと思います。結局北川のアシストもこの人。MVPを挙げるとするならば彼だと思います。

 

エウシーニョは(本調子ではないかもしれないが)やはりハイスペック

オフェンシブなプレイヤーではありますが、小柄な飯田や鎌田のようにスピードを武器にゴリゴリ攻撃参加というタイプではなく、相手をみながら中に切り込んでいけるというのは、清水の攻撃のレパートリーを確実に一つ増やしています。けがで開幕に間に合わなかったものの、やはり実力は本物で、ただ川崎のようにエウシーニョを生かせているかというと微妙ですが。松原との比較になってしまうのですが、縦に切り込む姿勢をもって、無理ならボールを戻していったんやり直し、というのではなく、縦にも行けるし、横にスライドするようにボールを保持してFWをターゲットにくさびのパスを入れられるのはかなり大きいです。

 

〇押し込まれたラスト15分

決めるべき時に取らないとこういう展開になってしまう、というのはその通りで、テセと北川にはそれぞれ決めてほしい場面が一回ずつありました。ヨンソン監督はテセに変えて滝を投入しましたが、ここで守備的になるべきでなく、もう一点取りに行く姿勢という意味ではできうる中では最善の策だったように思います。ただしDF陣に疲れが見えた・相手の二枚替えで落ち着きを失ったのは明らかで、その流れをどうしても切ることができませんでした。どうしたらよいのか、自分も考えましたが、わかりません。

 

〇腹立たしいのはラスト1分

負けているのに、なぜ前線にボールをぶち込まずDF陣の横パスなのか。腹立たしいのはそこでした。以上です。

 

めちゃくちゃ多くのサポーターが駆けつけており、応援もずっと聞こえていました。次はダービーです。後がなく、焦る気持ちもありますが、結果が出なくて苦しいですが、下を向かないでほしいです。