清水エスパルスが世界一クラブになるまで続ける観戦記

遠く関西から清水エスパルスを応援。

「9人の死闘」~エスパルスの思い出~ vol.3 vs浦和レッズ 2003.11.15

雨の日本平 首位レッズを迎えるも、澤登と高木が退場処分に…


当時はまだ2ステージ制だった。清水は前節、柏との打ち合いを制し久々の勝利を飾ったが、すでに優勝争いからは離脱。対する浦和は2ndステージ12節を終えた時点で首位。優勝に向けて勢いのあるチームを迎えての一戦となった。

自分はバックスタンドで見ていましたが、浦和サポは東スタンドをほぼ埋め尽くす一方、バックスタンド、ホームスタンドはかなり空席が目立って寂しかった。浦和サポは当時から勢いがすごかったです。
序盤はノボリ、トゥット、安貞桓を中心に、清水がチャンスを多く作るも、浦和GK都築を前にゴールを割れず。この日はノボリがキレキレで、決定機も何度かあったが、フラストレーションがたまる展開に。
後半に入ると、逆に浦和が攻勢に出る。鈴木啓太のミドル、永井の惜しいシュートなど、ピンチを何度も真田が防いだ。


すると、浦和のペースが続いたためか、ちょっとしたコンタクトから前半にイエローをもらっていた澤登が55分に、高木が75分に、それぞれ2枚目のイエローをもらい、退場してしまう。残り15分を9人で戦わざるを得なくなった。この時点で、今日はもう引き分けで良いと思っていました。清水サポーターのほとんどは同じ気持ちだったと思います。
しかし後半43分。均衡を破ったのは清水だった。右サイド浅い位置からのフィード(クロス)を、坪井が落下点に入れずコントロールミス。そのミスを安貞桓がしっかりと逃さず、都築との1対1を制し劇的ゴール。その後ロスタイムを凌ぎ切って、首位浦和に大金星を挙げた。

 

2ステージ制の特徴でもありますが、当たり前ですが勝ち点は拮抗します。浦和はその後、最終節まで終えて、勝ち点差3で6位。2ndステージ優勝を逃します。もしあそこで清水に勝っていれば、単純計算ですが優勝していました。一方清水は10位で2ndステージを終えます。
この試合は浦和にはカードは1枚も出ず、対する清水にはレッド2枚合わせ9枚のカードが出ました。今思い出しても、よく勝ったな~と思う試合です。


余談ですが、この試合を担当していたのは、当時スキンヘッドでおなじみだった奥谷彰男主審。割とカードを出す審判でしたね。当時は上川徹さん、岡田正義さんもまだまだ現役でしたが、その中でも奥村さんも割と有名だった(というか、覚えやすいビジュアル)印象があります。